【やっぱり猫が好き】はどんな作品だったのかまとめ／面白い名作7選[マニア太鼓判]

今回は、懐かしの大人気シチュエーションコメディ【やっぱり猫が好き】を振り返ります。
未だにファンがおり、根強い人気を誇るこの作品。
初めて知る方も、今まで何度か見たことがあるという方も楽しめる記事となっておりますので是非ご一読ください。

やっぱり猫が好き とは？

『やっぱり猫が好き』（やっぱりねこがすき）は、1988年10月11日から1991年9月21日まで、フジテレビ系列でレギュラー放送されていた日本のコメディドラマです。
三姉妹が暮らすマンションの一室を舞台としたシチュエーション・コメディ。
基本的に一話完結の形で構成されています。

稀にあるスペシャル回の時はいつものマンションの一室を出て、屋外に行ってみたり、
基本的には三姉妹しか登場しないのですが、ゲストが出演することもありました。
脚本を書いていた三谷幸喜さんや、当時のスタイリストのスタッフ杉野さん、若かりし頃の西村まさ彦さん、年またぎスペシャルの時は当時の人気アナウンサー逸見政孝さんなども出演されていました。

 三谷幸喜さん

放送当時から根強い人気があり、1988年10月から放送の第1シーズンは深夜枠（火曜24時30分から25時）での放送だったものの、高視聴率を記録。

1990年10月からの第2シリーズはゴールデンタイム（土曜19時30分から 19時58分）で放送されていました。

更にレギュラー放送が終了してもファンからのラブコールが収まらず、なんと2007年までときおり新作が放送され、ファンを喜ばせています。

恩田三姉妹（メインキャスト）

恩田かや乃（長女）

 もたいまさこ

妹二人に、お姉ちゃん、かやの姉ちゃん、かーやと呼ばれている。
まだティーンの頃に両親がなくなり、幼い妹二人の面倒を見ながら生活を成り立たせていたしっかりもののお姉ちゃんで、未婚ではあるが母親のような部分が多々ある。

レギュラー放送中は会社員をしながら、株もたしなんでいた。
恋愛ではいつも最後の最後でうまくいかない。
真面目かつ、どこかいつもチャーミング。

恩田レイ子（次女）

 室井滋

基本レイちゃんと呼ばれているが、姉からはレイ子と呼ばれることもある。
「あんただけ様子が違う」と姉に言われている通り、三人の中ではちょっと破天荒なキャラクター。
売れないながらも女優をしており、生活を賄うためにべにさそりというお店で水商売のホステスさんをしている。
「水戸様」という彼氏がいる。

（※当時の室井滋さんの付き合っていたパートナーさんを示唆している。現在室井さんはその方（映画監督の長谷川和彦さん）と事実婚されています。）

恩田きみえ（三女）

 小林聡美

姉達からはきみちゃん、きみえ、と呼ばれている。
さっぱりしていてユーモラスな末っ子。
写真を撮る時は絶対変顔をしてしまう癖があり、真顔で写真に写れない。

結構しっかりしていて、現実主義で勉強家。
レギュラー放送中はテレビ局ADをやっていた。

小林さんはプライベートで、当時脚本担当だった三谷幸喜さんと結婚し、離婚をされています。
当時の生活をつづったエッセイも面白いのでおススメです。
というか、小林さんのエッセイはどれも面白くて読みやすくなんなら全部おススメですよ！

面白い名作7選

全作品の中で、是非一度は見てほしい！笑ってしまうことうけあいの作品を５つ紹介します。

該当作品が入っているDVDをチョイスしてリンクをつけてありますが、収録されている内容が間違っている可能性もございます。
購入する際は必ずご自身で確認した後に購入するようお願いいたします。

一緒に寝ようよ　

脚本：三谷幸喜　　シーズン：第1

見どころ 三人がリビングで雑魚寝する、修学旅行のような雰囲気がとにかく良い◎

鴨田さんが死んだ日

脚本：三谷幸喜　　シーズン：第1

見どころ お葬式という場面で笑っちゃいけないのにどうしても笑っちゃう三姉妹。
二十代半ばなのにセーラー服が似合ってしまうきみちゃん（小林聡美）。

幕張恋物語

脚本：加藤千恵　　シーズン：第1

見どころ めずらしく女性っぽい佇まいだと思って見てたけど・・・緩急の付け方がずるい作品。

クリスマスはマントラで

脚本：三谷幸喜　　シーズン：第２

見どころ 歌った後に天ぷらを揚げに走るシュールさがえげつない作品。

わたしの恥ずかしい写真

脚本：三谷幸喜　　シーズン：第２

見どころ とんでもない誤字「初鮨」から始まり、とんでもない全力の変顔で終わっていく力作。

結婚式のスピーチ

脚本：木皿泉　　シーズン：第２

見どころ 原稿が書けないレイちゃんをなんとか盛り上げようとするかや乃姉ちゃんとナガヤマ。

3人じゃ無理無理!

脚本：福田雄一　　シーズン：やっぱり猫が好き 2003

見どころ 幼稚園で披露するはずの人形劇が、火サスばりのサスペンスになってしまい、不謹慎もいいところでどうしても吹き出してしまう作品。

最後に

今回は、【やっぱり猫が好き】をまとめてみました。
最後の新作が放映されてから、今までにないくらい新作が出ずに時間が経過してしまいました。
色々事情もあるのだろうと思いながらも少し寂しいです。

ですが昔の作品たちも、今見返しても昔と同じように笑えます。
セットや服装に時代を感じたりはしますが、根本的に作品の面白さは全く変わりません。

やっぱり猫が好きの魅力は、とにかく三人の自然体な雰囲気です。
まるで身近な親戚かのような、何にも替え難い存在がかや乃姉ちゃん、レイちゃん、きみちゃんです。

キャストやファンが何歳になっても、素敵に愉快な恩田三姉妹は心に残り続けることでしょう。
やっぱり猫が好きに出会えて、この時代に生まれて良かった！

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました！

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